野村ともあき【非公式】ブログ|前堺市議会議員

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第24回参議院選挙について

第24回参議院選挙の投票日が明日に迫りました。ネットの更新も今日の深夜0時までなので、書かなければならないことをまとめておきたいと思います。はてなブログ引越しにあたって一本目の記事になります。
限られた時間で急いで書いたので、乱文の上にだらだらとした長文ですが、どうかご一読いただきたいと思います。


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■今回の参議院選挙の意義について
国会には衆議院参議院がありますが、今回選挙が行われる参議院議員は、任期が6年と長く衆議院のように解散もありません。また3年毎に半数ずつが改選され、一気に議員が入れ替わらないようになっています。つまり参議院は、意図的に「急激な変化が生じないように」設計がなされているのです。これは、うつろいやすい「衆」の意見に対し、高度な知識や専門性を持ってバランスを取るための仕組みであり、参議院が「政策と良識の府」と呼ばれる所以です。その時々の世相によって政治が大きく揺さぶられる現代社会にあって、参議院の役割はますます重要となっています。


■大阪選挙区 自民党公認候補「松川るい」さんについて
今回、私の所属する自民党では「松川るい」さんを大阪選挙区の候補者として公認しております。松川るいさんは、23年間外務省に勤務し、世界各国を渡り歩いたキャリアを持つ外交・安全保障の分野のエキスパートです。5か国語を話し、国際情勢に精通し、世界各地に様々なパイプを持っています。
この選挙期間中にも、北朝鮮がミサイルを発射したり、中国による領海・領空侵犯があったり、バングラディシュのテロや英国のEU離脱など、国際社会を揺るがす大きな事件が続発しました。このように世界が不安定化する中、日本の国益にとって絶対に必要な人材が「松川るい」候補であることを、皆様に強くお伝えしたいと思います。


■選挙戦の争点について
このたびの参院選の争点はいくつかありますが、最大の争点はアベノミクスの是非です。直近では、英国のEU離脱の問題などがあり、為替と株価が影響を受けていますが、それでも前政権時代とは比べるべくもなく、安倍政権において日本経済は大きく回復しました。社会保障子育て支援、雇用などについて野党は批判をしていますが、それらの政策においても、前政権よりも確実に成果をだしたのが我々自民党です。これからも着実に政策を継続して参る所存です。


自民党に対するご批判について
その他の他党による自民党批判についても、少し言及しておきたいと思います。
特に大阪では、維新による自民党批判が激しく、今回も「大阪の自民党共産党と組んでる」というレッテル張りを繰り返し展開されました。この件についてはすでに何度も何度も反論して来ましたが、改めて簡潔に記しておきます。

まず、我々が共産党と賛否が重なったのは、先の「政令市を廃止するか否か」という住民投票と、大阪ダブル選挙で「維新の首長を選ぶか否か」という「○か×か」の二者択一の状況下において、維新以外の政党(会派)がすべて反対した(賛同しなかった)時のことです。国の政治と地方政治は異なりますし、同様のケースを挙げれば、北海道知事選で維新と共産党が組んだこともありました。

もっとも維新は国政においても民主・共産と組んで安保法制に反対(一部は退席)しましたし、何よりも安倍内閣に不信任案を提出した事実は、未来永劫消えることはありません。

都合の良い時だけ、政権を利用し、事実を歪曲して自民党バッシングを扇動する維新の政治手法には、今後もしっかりと対峙して参りたいと思います。有権者の皆様が冷静に判断されることを望みます。


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以上。他にも書きたいことはたくさんありますが、選挙活動の合間を縫っての更新ですのでここまでにします。

今後はネットの情報発信体制を刷新し、まとまったテキストはこちらのブログで発信していきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

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堺市議会平成27年第4回定例会が閉会いたしました。

平成27年堺市議会第4回定例会(12月議会)が12月17日に閉会しました。
12月議会は予算審査も決算審査も役選もありませんので、開会前はわりと円滑に議会が進むのかと思っておりましたが、次から次へと難しい案件が出てきて、正直、通常の議会の何倍も疲れました。
本当は、議会の合間に(自民党府連からも指示が出ている)大阪ダブル選挙の「総括」をブログに書く予定でしたが、とても手が回りませんでした。そちらは改めてまとめたいと思います。


今定例会は、メディアで大きく報道されていた大阪維新の会堺市議会議員団所属の小林由佳(よしか)議員(北区選出)と、その政策スタッフであった黒瀬大議員(西区選出)の政務活動費に関する対応を巡って幕を開けました。


小林・黒瀬両議員の政活費については、維新の会や堺市正副議長、議運正副委員長による調査、2回に渡る議会運営委員会での意見陳述、そして全議員による「議員総会」の場で両名への意見聴取が行われるなど、堺市議会として多くの時間を費やして真相の究明が行われてきました。しかしながら、疑惑を調査する段階で新たな疑惑が生じるなど、その成果は全容の解明には程遠く、議会では地方自治法100条の規程に基づく調査権を持った委員会、いわゆる「百条委員会」が設置されることが議決されました。


百条委員会の設置は全国でも稀で、堺市にとっても大変不名誉で遺憾なことですが、本件に関する疑惑は情況証拠からは「完全にクロ」としか思えないような状況であるにも関わらず両名が徹底的に否定を続けておりますので、それを信じるならば、関係者や関連する事業者などを呼び、事情を聞き潔白を証明することが、両名の名誉のためにも必要でしょう。
最終本会議後の予定者会において私も委員として選出されましたので、務めを果たして参りたいと思います。


議員総会から間もなく、議会では通常の日程が開始され、今回は私も会派を代表して「大綱質疑」を行いました。
一つ目に取り上げた質問は「大都市行政について」。大阪ダブル選挙の結果を受けて、今後の堺市政の方向性を問いました。
二問目は「市有財産の利活用について」。高度成長期を中心に建設された多くの市有財産が更新の時期を迎える中、その維持と戦略的な活用方法について質問いたしました。
三問目は「ドローンの活用について」。今年の流行語大賞にも選ばれたほどドローンは一気に社会的認知度が高まりました。産業的な背景と地理的条件から堺市にはドローン産業の拠点となりうるポテンシャルがあります。次世代物流インフラであるドローン産業の振興について、提案型の質問を行いました。
最後に「百舌鳥古墳群保全について」。戦前まで百舌鳥古墳群には天皇陵を含め100基以上の古墳がありましたが、現在ではなんとその半数以上が消滅してしまっています。我々の世代がこのような惨状を招いたことは慚愧の念に堪えない現実であり、この状況はなんとしてでも阻止しなければなりません。百舌鳥古墳群世界文化遺産登録を通じた、古墳群と周辺環境の保全の意義について質問、要望をいたしました。


3日間の大綱質疑の後は常任委員会です。
私が副委員長を拝命しております産業環境委員会には、クリーンセンターへの粗大ごみの持込処分料の改訂議案が付託されておりました。この対応を巡って各委員から質問が相次ぎ、委員間討議も経て、結果、公明党さんが主張されていた激変緩和措置を間に挟むことで結論を見ました。
具体的には現在、10kgから持ち込めていた粗大ごみが、来年4月からは50kg、10月からは100kgからの持ち込みに変更されます。これは、業者回収より直接持込みの方が安いためにクリーンセンターへの持ち込みが殺到しており、処理能力がパンク寸前となっていることへの対応ですので、利用者の方からすると不便を強いることになりますが、何卒ご理解をいただきたいと思います。


常任委員会を終え、議会も一段落と思っておりましたら、今度は堺市の情報流出事件の責任を取って市長が報酬を50%カットする条例案が提出されて来ました。
本件は、その要因となった情報流出事件の社会的影響力の大きさから、対応を巡って議会が揺れました。事件の詳細は大きく報道されておりますのでここでは割愛しますが、事件当時の堺市の個人情報の管理体制が杜撰であったことは大きな問題です。確信的に悪意を持った従業員がレジからお金を持ち逃げするようなことを防ぐのは困難ですが、想定しうるすべてのケースについて、組織的、人的、物理的、電子的あらゆる面から対策を採ることを市に強く要望いたしました。
市民の皆様方に不安を抱かせ、ご心配をおかけしたことを、議会としても反省しお詫び申し上げます。


ともあれ、本年度の公務は、残すところ先述の百条委員会の第1回目の開催のみとなりました。
本年は私にとっても改選の年でしたが、4月にあった自身の選挙がはるか以前のことのように感じるほど「激動の一年」でした。
しかしながら、おかげさまで議会公務、政務、党務と、今までないほど多くのことを学ばせていただいた充実した年でもありました。


皆様のご支援に感謝致しますとともに、引き続きのご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

大阪ダブル選挙雑感

大阪ダブル選挙の結果は、我々自民党にとって大変厳しい結果となりました。この間、ご支援いただいた多くの方々に心より御礼申し上げます。結果を真摯に受け止め、今後の活動に取り組んで参りたいと存じます。引き続きのご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。


今回の選挙は政策的な部分で争点のはっきりしない選挙でした。
維新側の主張は、制度設計が白紙となった都構想を「やるかやらないか」というもので、そこに政策的な要素は皆無でした。
一方で自民側は、「維新政治の是非」という相手の土俵に乗った主張しか打ち出せず、維新批判に終始した上、維新側からは共産党との共闘を徹底的に批判され、選対、支持者ともに一貫した方針を出せないまま選挙が終わりました。大きな戦略ミスだったと感じています。


自民、維新双方ともに具体的な政策を正面に据えることなく、またリニアや北陸新幹線など重複する政策もあり、政策的議論が深まらなかったことに、遺憾、自責、後悔、忸怩たる思いなどが入り混じった複雑な心境に陥っています。


選挙結果の詳細な分析は改めて行おうと思ってますが、政治的構図としては選挙前と変わっていません。変わったのは、橋下氏が少なくとも大阪市役所からはいなくなり、自民党は柳本、栗原両名が議員の職を失ったことです。
大阪自民党の組織の弱体化は深刻な状況ですが、現在の議員、党員には、国政で野党に転落し多くの地方議員が維新に移ったどん底の時代を経験したメンバーが数多く存在します。


ゼロからの建て直しに一丸となって取り組まなければなりません。

大阪ダブル選挙を終えて

2週間以上にわたって行われた大阪ダブル選挙はいよいよ明日投票日を迎えます。


この間、くりはら貴子大阪府知事候補と柳本あきら大阪市長候補に本当にたくさんの方々にご支援をいただきましたことに心より感謝致します。残された時間はわずかですが、最後の最後まで支援の輪を広げていただけますようお願い申し上げます。


今回の選挙の最大の争点は、2週間の選挙期間の間に「維新政治の是非」に自然に定まりました。そしてそれが最後に大きなうねりとなりました。
「維新政治」をどのように定義するかも含めて少し時間をかけてまとめたいと思いますし、しっかりと総括もしなけばならない必要性を感じています。


個人的にはこの度の選挙は、大阪府・市の未来だけでなく、政治そのもののあり方が大きく変化していることを感じました。


ともあれ、あとは天命を待ちたいと思います。
ありがとうございました。感謝。

【大阪ダブル選挙】自民党と共産党が組んでいるというご批判について(再掲)

自民党大阪府連のサイトが大阪ダブル選挙用仕様になっております。
この度の選挙は、大阪府知事大阪市長を同時に選ぶという880万府民のみならず、その影響から日本全体の浮沈にかかる大変重要な選挙です。有権者の皆様におかれましては、是非、こちらのサイトをご覧になり、候補者選びにお役立ていただきたく思います。


自由民主党大阪府支部連合会 公式サイト


さて、前述のサイトでは「共産党との共闘批判に関する見解」が紹介されております。以前、5月17日の住民投票時に、私の方でも同趣旨の見解をブログに掲載させていただいたところ、各方面から大きな反響がありました。今回のダブル選挙でも「共産党との共闘」が、再び維新側からいわれなき激しい攻撃材料にされておりますが、何度も言うように、これは維新側の都合の悪いことを隠蔽するために行っている“目くらまし”のようなものです。


この度の大阪ダブル選挙は、これまでの“橋下・維新政治”の是非が大きな争点となっています。
我々自民党・大阪は、これまで背信と欺瞞によって破壊と混乱を繰り返す“維新政治”と徹底して対峙して来ました。政治に携わる者として、信義にもとる維新の政治手法を看過できない、そういった信念から“維新政治”からの脱却を訴えてきたのです。


思えば「橋下・維新の会」と呼ぶべき組織の歴史は、背信と裏切りの連続でした。
民主党、太陽の党(次世代の党)、みんなの党、結いの党などと離合集散を繰り返し、現在は「維新の党」内で身内同士の泥沼の争いを繰り広げています。首長では当時現職の大阪市長堺市長を両手を挙げて称賛した後、選挙で叩き落としました。住民投票前には首相官邸とあれだけ蜜月をアピールしていながら住民投票が終われば内閣不信任案に賛成しました。なにより5年前、橋下氏が自身を擁立した自民党を裏切り、自民党議員を引き抜いて結成したのが「維新の会」の始まりです。
初めての立候補の直前には2万パーセント出ない。住民投票はラストチャンス。負ければ政治家は引退。有権者をも何度も欺きました。
民主主義政治そのものが大きく揺らいでいることを感じます。


“維新政治”の最大の問題点は「自らの背信と欺瞞によって生じる不都合を、相手に責任を転嫁したり、一方的なレッテルを貼ったりすることで市民を扇動し、隠蔽してきた」ことです。
金のために信義を捨てる。我が身のためなら他人を追い落とす。維新の会が思想信条から義理人情に至るまで微塵も持ち合わせていない政治組織であることは歴史が示しています。
このような組織が信頼されないのは当然のことで、政治関係者はもとより、義憤にかられた人々が市民レベルで反対運動に加わって来ています。自民党共産党が結託しているのではなく、大阪において維新以外はすべて“反維新”であるというのが正確な構図です。
このような状況に対して「既得権益を守るために思想信条の異なる勢力が結託している」と批判することは、自らの不都合を隠蔽するための悪質な論点のすり替え、詭弁です。


我々は、政治への信頼を失墜させ、社会的混乱を招いて来た“維新政治”を決して認めません。
このような事実を省みて、信義ある政治家は維新に与することなど絶対にできないと信じます。政治に携わるすべての方々の良識を信じています。

Hatena Blog に引越(アップデート)します

以前から「はてなダイアリー」から引っ越そうと準備してたのですが、色々考えて、今までの過去記事、環境はそのまま残すことにし、はてなダイアリーの方はそのままにして、こちらから新たに記事を書くことにしました。

よろしくお願いいたします。

【5.17】住民投票で自民党と共産党が組んでいるというご批判について

大阪市を廃止し、特別区を設置することの是非を問う住民投票」が5月17日に迫り、大阪では連日、激しい論戦が繰り広げられています。
活動も終盤に突入した先日の日曜日には、「賛成」「反対」両陣営ともに、大規模な集会や演説会を各地で開催し、それぞれに多くの参加者を集めたようです。


そんな中、難波と梅田で開催された「反対」陣営による大規模な街頭演説会に、自民党民主党共産党が揃い踏みしたことが、ネット上で物議を醸し出しています。特に、自民党共産党が協力して活動するという例のないできごとに、ネットでは大きな驚きをもってニュースが拡散されました。


実際、私のところにも自民党支持者の方から直接、「自民党共産党が手を組むなんてけしからん!」というお叱りの声が寄せられております。
いただいたご意見は、確かにどれも至極真っ当な指摘であり、真摯に受け止めたいと思いますが、合わせてあたたかい激励もちょうだいするなど、党の将来を真剣に思う自民党支援者の皆様の厚いご支持に感動もしたところです。
皆様へのご意見には今後の活動で答えて参りたいと存じますので、どうか引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。


ただ、一部でこのことが自民党に対するネガキャン化していることについては、「見解の相違」では片付けられない意図的な歪曲を感じます。
この点についてはしっかりと事実関係の整理をしておかなければなりませんので、本ブログに書いておきたいと思います。


まず、今回の住民投票は、「大阪市を廃止し、特別区を設置することの“是非”を問うもの」であり、「賛成」か「反対」かという二者択一の選択しかできません。「賛成」でなければ、当然「反対」しかありません。


重要なのは今回の住民投票について、自民党共産党民主党公明党も「反対」していることです。
要するに“維新以外は全て”「反対」です。


つまり、いわゆる大阪都構想大阪市廃止・分割構想は“維新以外のすべて”が「反対」するほど問題のある制度であるということは断言しておきたいと思います。


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次に、今回の住民投票の賛否は「思想・信条(イデオロギー)」に直接的に関係するものではありません。もちろん、それぞれの思想・信条に基いてどのような自治の制度が良いかという理想はあるでしょう。しかしながら「大阪市を廃止・分割することの是非」を二者択一で問う今回の住民投票の賛否は思想・信条によって決まるものではなく、「市民生活への影響」という地方政治が最も重視しなければならない点から判断されるべきです。


大阪都構想」なるものが、地方自治制度上――まさしく市民生活にとってまったくメリットがないことは、これまで多くの政治家、専門家によって何度となく繰り返し主張されてきました。すでに政策的な議論は尽くされています。政策上、極めて重大な瑕疵があるからこそ、維新以外のすべての党は、思想・信条を乗り越えて大反対をしているのです。


そのような状況に対して、「思想信条の異なる勢力が結託している」と批判することは、自らの政策の欠陥を隠ぺいするための悪質な論点のすり替えです。是非とも、自民党支援者の皆様には、今一度冷静に、論ずべき点と全体の構図を俯瞰していただきたいとお願い申し上げます。


最後に、「思想・信条」を問題にするのであれば、維新の党(会)こそ確固たるイデオロギーを持たない政党であることは指摘しておかなければなりません。


維新の党(会)の橋下代表のこれまでの変節や、所属国会議員の顔ぶれを見て、ひとつの思想・信条のもとに集まった政治集団でないことは疑いようがありません。
自民党色が残っていた以前には、橋下代表自身が保守を標榜(偽装)するような時期もありましたが、次世代の党(太陽の党)と分裂したあたりから、自民党と無関係な議員も流入したこともあって方向性を見失い、結の党と合併したことで野合勢力であることが決定的となりました。


維新の党(会)は、憲法改正に協力することで官邸の支援を受けていると公然と言われています。また報道によると、先の衆院選で様々な政治的バーターによって創価学会に働きかけを行ったとされています。
これが事実ならば、要するに政局によって「思想・信条」を変える、逆に言うと自らの「思想・信条」を条件に政治的取引をする政党ということです。


維新の党の綱領には、その冒頭に「統治機構改革で『この国のかたち』を変える」とあります。
これを読む限り保守政党でないことは確かですが、革新勢力でもないようです。イデオロギーを持たない維新の党(会)から、自民党の思想・信条を批判されるいわれはありません。
また「大阪都構想」自体が、明らかに革命思想に根ざした政策であり、保守政党が支持し得る政策ではないことに、いまだ当事者ご自身が気づいてない様子ですので、申し添えておきます。

*1:公明党は「自主投票」であると誤解している方もいらっしゃいますが、はっきりと「反対」です。(公明党大阪本部さんのFacebookページをご覧ください)