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大阪市長選挙雑感

大阪市長選挙は事前の予想通り橋下氏が圧勝で再選を果たしました。

私はご当地の自治体でもなく政党候補者もいないということで、(議会中でもありましたので)今回ばかりは関与することがほとんどなかったのですが、選挙結果を受けて、政治に関心のある方からは色々と今回の選挙に関するご意見をいただきます。


“低”投票率や“高”得票数がどの程度民意を反映してるかについての判断は、各々の立場の主張になりますですので、現時点では互いに相容れない意見をぶつけても建設的な議論にはなりません。今後、それぞれの主張に基づいて行う政治行動に対し、有権者から評価がくだされるでしょう。


あくまで自民党の主張としては、選挙前から

  1. 議会構成が変わらない以上、都構想手続き上からも意味のない選挙である。
  2. その意味のない選挙に6億円という多額の費用がかかる。
  3. さらに予算審議の時期に市政が止まることの影響は深刻である。
  4. 法定協での議論は橋下市長、維新側の同意のもと瑕疵無く進められていた。
  5. そもそも議会と調整がつかないから首長が自ら辞職するというのは、二元代表制という民主主義のルールから見てかなりおかしな行為である。


ことを訴えてきたわけですが、多くの方からは「大義がないのはわかったけど、候補者を出さないのはダメだよ」というお叱りを受けました。圧倒的な知名度を誇る橋下氏に勝てる候補者をあの短期間で擁立するのは、正直なところ無理だったと思います。しかし、それがわかってるから橋下氏は出直し選挙という奇策を選択したわけです。自民党本部からは、衆議院首長選挙では「常在戦場」の心構えで候補者を常に臨戦態勢に置いておかなければならないと言った指摘があったそうですが、もっともな意見であると受け止めます。


ただ、多くのメディアからも指摘されているように、今回の選挙は大阪市政においては状況を悪くしただけで全く意味がなかったということだけは繰返し述べておきたいと思います。これは維新さんの側にとってもそうだと思います。私個人としても選挙前のブログに書きましたが、都構想が後退することがわかりきっているのになぜこのような無意味な選挙を仕掛けたのか、客観的に考えてもいまだに強い違和感を拭えません。不可思議な選挙でした。


今後の大阪府議会、大阪市会での議論、そして法定協の動きからは目が離せません。
我々としても、来年の統一地方選挙、また大阪府知事大阪市長選挙へ向けて、自らの政策・主張を丁寧に伝えていく努力を重ねて参りたいと思います。