私が「政令市の廃止(いわゆる大阪都構想)」に反対する理由
もし、それが生活困窮者へのセーフティネットや、子どもへの虐待や、安全安心や防災対策の予算に及ぶようなことがあれば、大げさではなく「市民の生命(いのち)」が失われるのである。それも多数の。
だから私は「都構想には反対」なのである。
だから私は、議員も政党も私財も全部投げうって堺市民の生活を守るための戦いに身を投じたのだ。
行政の役割は「住民の生命と財産を守ること」である。行政と車の両輪である政治もそれを第一に考えるべきである。
自らの身分や肩書を第一に「政策」を決めるようなことはあってはならないし、そのような政治家を私は信用しない。
最後に――
おかげさまで堺市長選挙におきましては、123,771票もの大きなご支持をいただきました。心から感謝申し上げます。残念ながら結果を出すことはできませんでしたが、私自身は意義のある選挙だったと思っています。
「都構想に反対する候補者が絶対に必要である」という一心のもと、すべてを投げ打っての後先を考えない立候補でしたが、多くの方々に支持が広がったことで、堺にとっての一里塚となったことは大きな意味があったと考えています。非常に限られた時間の中でしたが、自分のやるべきことはやれたと感じておりますので、今は後ろ向きな感情は一切ありません。
私自身の活動につきましては今はまだ未定ですが、何らかの形で政治には関わっていきたいと考えております。
捲土重来、前を向いてしっかりと活動をしていきます。