野村ともあき【非公式】ブログ|前堺市議会議員

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今後の堺市政について

昨日10月8日、竹山市長が二期目の初登庁の日を迎えました。“選挙”は終わり市政運営の場へと政治的ステージは移ります。次の堺市議会定例会は11月からですが、それまでに行われる各会派による来年度(26年度)の予算要望が最初の山になると思われます。私の所属する自民党会派としては、国と市政の目指す方向性が一致し、整合性をもって事業、施策が進められるよう取り組んで参りたいと存じます。


さて、市長選と同時に行われた3つの堺市議会議員補欠選挙によって堺市議会の構成は次のようになりました。

(合計52議席


ご覧のとおり各会派の議席が非常に拮抗し、議案の可決には最低3会派の賛成が必ず必要な情勢です。市長にとっては、選挙では中立を貫いた公明党さんや、独自支援の共産党さんにも同様の配慮が必要で、場合によっては維新さんに協力を求めなければならない局面もあるかもしれません。なかなか大変な対応が求められることが予想されます。


一方、竹山市長が進める(であろう)政策ですが、選挙マニフェストの1番目に掲げられていた「大阪都構想の阻止」は、すでに堺市においては実現できたと言えます。今後は、いわゆるビルドの政策でまちづくりや住民サービスの向上を進めていかなければなりません。選挙でも争点になった中心市街地の活性化や東西交通軸、様々なハード整備など課題は山積しています。


市長選前と比較すれば安定的に市政運営が行える環境が整った今、竹山市長には長期的な堺市の未来を思い描いて市政運営に取り組んでいただけることを期待したいと思います。

私も新たな気持で議員としての活動に邁進して参りたいと思います。