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堺市議会平成27年第4回定例会が閉会いたしました。

平成27年堺市議会第4回定例会(12月議会)が12月17日に閉会しました。
12月議会は予算審査も決算審査も役選もありませんので、開会前はわりと円滑に議会が進むのかと思っておりましたが、次から次へと難しい案件が出てきて、正直、通常の議会の何倍も疲れました。
本当は、議会の合間に(自民党府連からも指示が出ている)大阪ダブル選挙の「総括」をブログに書く予定でしたが、とても手が回りませんでした。そちらは改めてまとめたいと思います。


今定例会は、メディアで大きく報道されていた大阪維新の会堺市議会議員団所属の小林由佳(よしか)議員(北区選出)と、その政策スタッフであった黒瀬大議員(西区選出)の政務活動費に関する対応を巡って幕を開けました。


小林・黒瀬両議員の政活費については、維新の会や堺市正副議長、議運正副委員長による調査、2回に渡る議会運営委員会での意見陳述、そして全議員による「議員総会」の場で両名への意見聴取が行われるなど、堺市議会として多くの時間を費やして真相の究明が行われてきました。しかしながら、疑惑を調査する段階で新たな疑惑が生じるなど、その成果は全容の解明には程遠く、議会では地方自治法100条の規程に基づく調査権を持った委員会、いわゆる「百条委員会」が設置されることが議決されました。


百条委員会の設置は全国でも稀で、堺市にとっても大変不名誉で遺憾なことですが、本件に関する疑惑は情況証拠からは「完全にクロ」としか思えないような状況であるにも関わらず両名が徹底的に否定を続けておりますので、それを信じるならば、関係者や関連する事業者などを呼び、事情を聞き潔白を証明することが、両名の名誉のためにも必要でしょう。
最終本会議後の予定者会において私も委員として選出されましたので、務めを果たして参りたいと思います。


議員総会から間もなく、議会では通常の日程が開始され、今回は私も会派を代表して「大綱質疑」を行いました。
一つ目に取り上げた質問は「大都市行政について」。大阪ダブル選挙の結果を受けて、今後の堺市政の方向性を問いました。
二問目は「市有財産の利活用について」。高度成長期を中心に建設された多くの市有財産が更新の時期を迎える中、その維持と戦略的な活用方法について質問いたしました。
三問目は「ドローンの活用について」。今年の流行語大賞にも選ばれたほどドローンは一気に社会的認知度が高まりました。産業的な背景と地理的条件から堺市にはドローン産業の拠点となりうるポテンシャルがあります。次世代物流インフラであるドローン産業の振興について、提案型の質問を行いました。
最後に「百舌鳥古墳群保全について」。戦前まで百舌鳥古墳群には天皇陵を含め100基以上の古墳がありましたが、現在ではなんとその半数以上が消滅してしまっています。我々の世代がこのような惨状を招いたことは慚愧の念に堪えない現実であり、この状況はなんとしてでも阻止しなければなりません。百舌鳥古墳群世界文化遺産登録を通じた、古墳群と周辺環境の保全の意義について質問、要望をいたしました。


3日間の大綱質疑の後は常任委員会です。
私が副委員長を拝命しております産業環境委員会には、クリーンセンターへの粗大ごみの持込処分料の改訂議案が付託されておりました。この対応を巡って各委員から質問が相次ぎ、委員間討議も経て、結果、公明党さんが主張されていた激変緩和措置を間に挟むことで結論を見ました。
具体的には現在、10kgから持ち込めていた粗大ごみが、来年4月からは50kg、10月からは100kgからの持ち込みに変更されます。これは、業者回収より直接持込みの方が安いためにクリーンセンターへの持ち込みが殺到しており、処理能力がパンク寸前となっていることへの対応ですので、利用者の方からすると不便を強いることになりますが、何卒ご理解をいただきたいと思います。


常任委員会を終え、議会も一段落と思っておりましたら、今度は堺市の情報流出事件の責任を取って市長が報酬を50%カットする条例案が提出されて来ました。
本件は、その要因となった情報流出事件の社会的影響力の大きさから、対応を巡って議会が揺れました。事件の詳細は大きく報道されておりますのでここでは割愛しますが、事件当時の堺市の個人情報の管理体制が杜撰であったことは大きな問題です。確信的に悪意を持った従業員がレジからお金を持ち逃げするようなことを防ぐのは困難ですが、想定しうるすべてのケースについて、組織的、人的、物理的、電子的あらゆる面から対策を採ることを市に強く要望いたしました。
市民の皆様方に不安を抱かせ、ご心配をおかけしたことを、議会としても反省しお詫び申し上げます。


ともあれ、本年度の公務は、残すところ先述の百条委員会の第1回目の開催のみとなりました。
本年は私にとっても改選の年でしたが、4月にあった自身の選挙がはるか以前のことのように感じるほど「激動の一年」でした。
しかしながら、おかげさまで議会公務、政務、党務と、今までないほど多くのことを学ばせていただいた充実した年でもありました。


皆様のご支援に感謝致しますとともに、引き続きのご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。