野村ともあき【非公式】ブログ|前堺市議会議員

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堺市議会の開会と正副議長選挙について

平成26年堺市議会第二回定例会が開会致しました。今定例会はいわゆる役選議会で、正副議長ほか議会の各役職が改選されます。昨日(5月23日)の本会議では、議長に大毛十一郎議員(ソレイユ堺)、副議長に水ノ上成彰議員(大阪維新の会堺市議会議員団)が選出されました。


毎年のことですが、各役職の選出は様々な思惑が絡み合いすんなり進むことはあまりなく、今年は正副議長ともに選挙を行うことになりました。選挙は無記名投票ですので誰が誰に投票したのかはわかりませんが、今年に限って言えば、会派人数と得票結果を照合すれば各議員がどのように投票したかわかります。


我が自民党会派(自由民主党・市民クラブ)は議長に西村昭三・会派幹事長、副議長に野里文盛・会派団長を推しましたが、同調する会派はありませんでした。自民党会派は9人ですのでそれぞれ9票という結果でした。
冒頭述べた大毛議長、水ノ上副議長には33票ずつ入りましたが、これは公明党12票、維新11票、ソレイユ10票の合計で間違いありません。


地方議会において、首長与党・野党という色分けは必ずしも正しくありませんが、約半年前に行われた堺市長選挙では、当選した竹山市長に対し公明=自主投票、維新=対立、ソレイユ=支援という構図でした。市長に対する立ち位置がバラバラの各会派が役選で連携するという結果は一般の方にはわかりにくいようで、何人かの方から「あれはどういう結果なのか?」という質問を受けました。


実際は投票に至るまでに水面下では様々な動きや駆け引きがあります。今回も各会派の投票行動は様々な紆余曲折を経た上の結果です。それらの複雑な事情をここで詳らかにすることは中々難しいのですが(^_^;)、今後の議会の動きで明らかになる部分もあるでしょう。


市長を全力で支援してきた会派の議長と、一方で激しく行政を叱責し予算案にも反対してきた会派の副議長による議会運営がどのような形で進むのか予測がつきませんが、我々自民党会派としては議会の代表である正副議長とは会派を超えた連携を取りながら、議会議員としての職責を果たして参りたいと思います。


議員としての今任期も残り一年となりました。どうぞよろしくお願い致します。